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  その幸せは、小さくとも。 2005/03/13(Sun) 00:48 

思うこと

前回の記事について、いろんな方から反響をいただき、ちょっと嬉しいやら、でも恥ずかしいやらで誇らしいような困ったようなそんな気持ちです。
だいたいあれは、弟の文章が良かったわけで、私が何かをしたわけではないわけですからね。


んで、弟がまたやってくれました。

前回の手紙の後、弟は両親にも手紙を出していたようで、その後もメールなどでやり取りが続いているようです。
家を出て一人暮らしを始めたのは弟の方が先なのですが、こちらから連絡しないと何をやっているのかさっぱりわからない状態だったわけで、そこから考えると急変と言っても良い変わりようですね。

そんなやり取りの中から、弟が父からのメールを私にも送ってくれました。
これも引用します。

「○○(弟の名前)がネフローゼになった時、お父さんは丁度上野で忘年会が始まる所でした(12月27日)。
すぐに抜けだし、相模原の病院で医者と面接しました。
『難病の為特別の薬を投与するが同意書にサインして下さい』とのこと。
『投与しなければどうなりますか』
との質問に対し、医者は
『間違いなく死にます』
との言葉に生まれて初めて目の前が真っ暗になったことを憶えています。

幸い○○は一番短期間で退院することが出来ましたし、再発することもなく育ちました。
これはお母さんの並大抵でない努力によるものです。
食事に塩分をなくしたり、運動の為スポーツクラブに連れていったり等々、お母さんから聞いて下さい。
多分○○が食べ物にすごい関心を示す子になったのはネフローゼによってだと思います。
(だからお母さんの教えたケーキ作りが趣味になったんだな)」

これを読み終わったとき、
「弟が生きてくれていて良かった」
「この家族に生まれて本当に良かった」
と、なんだかどうしようもなく安堵して、またも涙をボロボロこぼしてしまいました。
くそー、弟も弟なら、親父も親父だな。
あんまり私を泣かせるんじゃないっての。

最後の最後でちょっとオチまでつけてくれて。
やるな親父。


私は父母に、本当に感謝しています。
子供に接するにあたって、適度な距離を保って、でも叱るべき時は叱り、誉めるときは誉めて育ててくれました。
偉大な両親というわけではありませんが、私にとっては尊敬すべき人たちです。
なんか、今回のメールで、その気持ちを確認し、新たにすることができた気がします。
私にはもったいないくらいです。

叶うことならば、この家族といつまでも生きていくことができればと思います。
いつか別れの時が来るとしても。







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