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  告解 2005/03/01(Tue) 21:47 

思うこと

だいぶとりとめのないことになってしまうと思いますが、久々に日記に書かなくてはいけないと思ったことがあったので書いておきます。
あとで抹消したくなるかも知れませんが、今は書いておくことにします。

私には弟が 1 人います。
年齢は 1 つ下。
性格は、とにかく真面目で、いつもにこにこしていて、でも要領が悪い。私なんかよりよっぽどいい大学を出ているんですが、もう少し要領が良ければと、端からいつも思っています。

弟は小さい頃にネフローゼという腎疾患を患っていたことがあります。
全身がむくみ、顔なんて真ん丸になってしまうような病気で、完治してからも弟はしばらく太り気味の外見をしていました。
子供ってのは残酷なもので、ケンカをしたときにはそういう容姿の欠点を容赦なく口にするんですよね。
そんな風にして弟をいじめていた、ダメな兄貴でした。

弟の要領が悪いのも、私に原因があります。
幼い頃の私も、今とそう変わらず、かなり果断に富んだ性格でした。
弟と 2 人で行動するとき、すぱっと決断するのは私の役目。道がわからなくなってもぐずぐず迷ったりせずに、物怖じしないで周りの人に訊いてさっさと歩いていってしまうような子供だったので、弟は私の後をついてくればいいという図式ができあがっていました。
今にして思えば、こうやって弟が依存する関係を作ってしまっていたわけです。

弟に対しては、こんな、些細ではあるけど拭えない、負い目というか申し訳なさを折に触れて感じていました。


先日、弟が電話口で私の住所を訊いてきました。
なにか言い訳がましいようなことを言っていたような気もしますが、別に断る理由もなかったので、口頭で教えました。
ちょっと妙だなとは思いましたが、別段、気に留めていませんでした。

その弟から、今日、手紙が届きました。

何事かと思いましたよ。
何かトラブルにでも巻き込まれたのか。それとも病気か何かで入院してしまったのか。
でも、それなら電話で連絡が来るはずだし。
焦っていいのか、そんなに気にする必要もないのか、なんだか中途半端な気分で手紙を開きました。

結果から言うと、別になんてことはありませんでした。
事故にあったわけでもなく、病院のベッドでしたためられた手紙というわけでもなく。
ただ、伝えたいことがあったそうです。

ちょっと一部を引用。

「僕自身がこの先どんな人間になっていきたいかといえば、やはり、人を力づけ、動かしていける人間になりたい。
そのためには、人に伝えたいことをきちんと伝えることが大事だと思ったわけです。
たとえ、死ぬほど恥ずかしい思いをしても、そうした人になるということは、価値あることだと思うので、こうして手紙を書いています。

僕が兄さんに伝えていなかったことは、僕がネフローゼにかかって入院していたときのことです。
あの時、兄さんは病室に入ることができないものだから、病院の後ろから僕の病室まで回り、窓から見ていましたね。
あのころは気がつかなかったのですが、今から考えると、5 歳くらいの子供がそんなことをするのは、けっこうすごいことですよね。
また、週に三回は両親が僕の面会に来ちゃっていましたから、その時はけっこうさびしい思いをしていたのかな?とも思います。

実際のその時の兄さんの気持ちはわかりませんが、今から思い出してみると、本当にいいお兄ちゃんをしてくれていたんだなと思います。
その後も兄弟げんかやらなんやらはありましたが、けっこう守ろうとしてくれたのかな?なんてふうにも思います。
本当にありがとう。」

読み終わった後、弟にメールしたら、返信で「PC のアドレスを教えてよ」なんて書いてきました。
いつも使っている「webmaster〜」は教えてやりませんでした。
ネットの接続で使っている nifty のアドレスから返信しておきました。

教えらんねーよ。
お前の手紙読んで、ぼろぼろ泣けたなんて書いているこの日記がバレそうなメールアドレスなんて、誰が教えてやるか。
どんな「泣ける話」を読んでも泣いたことなんてほとんどないのに。
くっそ、泣かすんじゃねぇ、バカ野郎。

面と向かっては言わないけど、いろいろとアホな兄貴でごめんな。
そんで、ありがとう。


(追記)
右脳センセ、ありがとうございます〜!
いや、本当にいい弟だと思います。







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